水辺からの東京2

2009-06-17

建築塾の水辺ツアーの後編です。


 昔はどのくらい東京が海と接していたかというと、今の日比谷公園あたりが入り江になっていて、旧東海道がちょうど海岸線にあたったそうです。
 江戸時代には江戸城からホエールウォッチングができたという記録もあり、今の東京の東南はほとんどそれ以降に埋め立てられた土地になります。
 そういえば、私が子供の頃はまだ夢の島が出来立てで、お台場や新木場のあたりはなかったんじゃないかな?
 ディズニーランドで有名な浦安には鉄道も通っていなくて、浦安町と言う漁村から街へかわり始めていたと記憶しています。(上の写真はちょうど葛西の河口付近。当然この辺りは昔は海の中)
 ちなみに戦後すぐぐらいまでは月島や佃島では島の時代の名残か「江戸に行ってくる」というおじいちゃん、おばぁちゃんがいたそうな。
 すべてが道で地続きになるという事は、水との隔離を現している気がします。運河は道路にかえられ川には高速道路が蓋をしている。(高速道路については地下化して川を戻そうなんて案もあるそうですが)

 水辺に接する機会を意識する事がなかなか無くなっていますが、そうはいっても水辺が無くなった訳ではなく、水辺に気がつかなくなってしまったんだと思います。これをうまく活用し人々に水辺を返すことができたら、更に東京の魅力が増す気がします。

 上の写真は、友人の事務所が神田川沿いにあり、そのベランダから撮ったものです。ゆったりしていますよね。

 こちらはゆったりとした隅田川の流れ。