ブルーボトル

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目の前に座った男子2人が「この感覚ってアップルストアだね」と話しているを耳にして、心の中で「そうだね〜」と頷いていた。

ウム、この広々として遠くを見渡せる開放感とフレンドリーなスタッフとの距離感。

こういう場所も心もフラットになるものモノコトを求める傾向は、この5年で「シェア」って一般化しつつあるよな。

「シェア」って言葉を考えると自分の中で妙に腑に落ちたのでした。コーヒー界のAppleと言われるブルーボトルカフェの表参道店に先日遅ればせながら行ってきました。
一旦はブームも落ち着いてきたということで店内も若干落ち着いてきた頃でしょうか?

(といっても、オサレな都心の真ん中の平日夕方・・・まだまだ人でごった返してはいますけどね)

並ぶことなく店内に入ることができました。

店内に入ると注文はどこだろうと探してしまった。

眼前に広がる厨房とそれに続くカフェスペース。

あくまでフラットな空間が広がっていて、普通だったら明確にレジと分かる部分がわからない。

ふと見ると、何やらiPadが並んで置かれている机が見える。

そこが最初の目的地のオーダーカウンター。

メニューを見ながら店員さんに注文を伝えると、「お名前は?」と聞かれる。

一瞬「名前を聞いてどうするんだろう」と訝しつつも素直に答える。

それをiPadに打ち込む定員さん。

お金を払って、コーヒーが出てくると言われたエリアに進むと、
大きなテーブルに10以上の椅子が並べられていて、そのうちの一つが空いていたので
そこに腰をかけ、厨房を眺める。

目の前では10人ぐらいの水色のシャツを着た店員さんたちが
それぞれ、無秩序のようで予定された通りの導線できびきび動いていた。

この光景・・・「料理の鉄人」のキッチンスタジアムのようだ。
(そうえいば、キッチンスタジアムなコーヒー店といえば、京都のイノダコーヒー三条店の円形カウンターを思い浮かべてしまうが・・)

「あなたのための一杯を心を込めて淹れます」って感じで、次々と理科に出てくるようなコーヒー器具で丁寧にコーヒーが作られている姿はボート見ていても楽しかった。

と思い始めた頃、一人の店員から自分の名前が呼ばれる。(なるほど、このために最初に名前を聞いたのだな)

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こうしてやっとこの一杯にありつけた訳です。と、ここで冒頭の「アップルストアだね」に戻るわけで・・

「なるほど、確かにapplestore」と同じだね

と言うのも、ちょうど昨年末に3年使ったMacBookAirの電池の修理のため自宅PCから修理依頼を行い、applestore表参道へ行った時、iPad片手に私の名前を呼びながらフレンドリーに現れた店員のことを思い出した。これを珈琲店に置き換えれば、まさにブルーボトル。

(あれっ、コーヒー界のアップルってこういう意味つ使われているのだっけ・・・?)

でもこれって、「一杯を心を込めて淹れる」のは昔ながらの街中の喫茶店で行われていたサービスで、それがなくなったのがドトールやマクドナルドなどのコーヒーチェーン(そういえば、スターバックスは店員がフレンドリーだしアメリカでは名前をコップに書いてくれるとかで差別化してるかな・・・)な訳で、時代は過去に戻っているのかも。

で、味についてはプロではないので詳しい感想はできないけれどスペシャルティーコーヒーの味(ってどんな味なんだ)でおいしかった。

ただね、私はカフェにはコーヒーを飲みながらPCで仕事したり、本を読んだり、店員と話したり、音楽聴いたりとリラックスするのが目的で行くのだけれど混んでていたのでそんなことはできず、気がつけばレジにも列が・・・飲んだらすぐに出て行って欲しいという他のお客様の視線も刺さり、開こうと思ったPCすら開かずに撤退してしまいました。少し落ち着いた頃にどうなるのか興味深いですが、今の状態だと気軽には行きたいと思わないなぁ・・・やっぱりゆっくりくつろげないとね。