ゲストハウスでTabiikuを!:諏訪マスヤゲストハウス

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前回に引き続き、この春に子連れで体験したゲストハウスの話。
5月15日の 安曇野シャルソンへ参加するため信州へ。この前泊に 諏訪マスヤゲストハウスを利用しました。
こちらのゲストハウスは前々から泊まってみたいと思っていたところで、その理由は・・・・
オープン当初から諏訪という地方なのに、若くて活気があってこれからが楽しみだというのを風の噂に聞いていたからです。

と、ゲストハウスの話の前にせっかく諏訪に来たのだからと諏訪大社に立ち寄りました。
ここに来るのは2回目。1回目は10年前に上諏訪で開催された 近代建築絵画展のプレ企画で行われたまち歩きに参加して以来。
場所の記憶ってその当地に来ると蘇るから不思議ですよね。

諏訪に来て諏訪大社に行こうと思ったら、どうやら4つもあるらしい。とりえず上社の本宮という名前がいかにも偉そうなところをチョイスして行ったわけですが後から聞いたら4つのどれも本物で差はないとのこと。
まぁよくよく考えたらそりゃそうか・・・
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こちらの太鼓は1年に1度しか使われない贅沢な太鼓
本殿は現在改装中で、こう字幕の横からチロリと本殿を眺めました。

大社のそばにあった歴史博物館へ足を伸ばします
うちの子はきっと飽きるだろ〜な〜・・・あーやっぱり飽きてた
大人は興味津々なんだけど

でも、諏訪の龍神様の昔話は喜んで見てたぞ

と・・・前振りが長くなったところで、今回の本題であるゲストハウスへ・・・こちらは上諏訪ではなく下諏訪にあります。

車で移動、選んだ道が悪かったのか諏訪に来たのに諏訪湖がなかなか見えません。
下諏訪駅前の駐車場につき、そこの番のおじさんに「マスヤゲストハウスはどこ?」と聞いたら教えてくれたうえ「車はここに止めていいよ」とのこと。
駅前の一等地だけれどここはゲストハウスの駐車場も兼ねていたみたい。
(後で聞いた話だとみんなの駐車場だから誰からもお金は取らないよって、じゃぁおじさんは何のためにいたのだろう・・・)
そういえば、昔中国河南省の三面狭という町のホテルに泊まった時、各階に部屋の鍵を開けるだけの仕事をしている人がいたのを思い出した。
鍵なんて客が開ければいいのにと思った記憶も。わざわざそういう仕事を作っていたのかな?


さて、このゲストハウスですが建物は元旅館だったものでしっかりしています。内部も透かし彫りや床の間の柱の意匠が数寄屋造でびっくり。
もちろん建物だけでなく、ゲストハウスの雰囲気全体がいい感じです。
現オーナーの友人(もスタッッフですが)が親族がやっていた旅館の建物を譲り受けて再生したのがこのゲストハウス。今はオーナーの仲間たち数人で運営しているとってもアットホームなゲストハウスでした。オーナーさんは、もともとゲストハウスの老舗と言われたところで働いていた経験もあり、ホスピタリティー溢れる空間は人の力が大きいなと感じました。

やはり子連れなので個室を予約。通された部屋は2階にあり旅館の名残があちこちに・・・数奇屋風な床の間に柱。窓からは諏訪の緩やかな町並みを望むことができました。
諏訪と言ったら温泉。まずはスタッフの方に温泉や食べ物屋の場所を確認。とこの日は韓国パーティを開催するとか。「せっかく諏訪に来たのだから、地元のものも食べてもらいたいし、でもせっかくだから参加もしてもらいたいしー」とスタッフさん。とりあえず風呂入って考えますと言い残して家族を連れて諏訪の街へ。

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温泉の街なので町内には公衆浴場が幾つか点在します。ただ、どれも熱湯なのでちょと遠いけれど露天をお勧めしますよと言われるも、歩き始めたら結局一番近いところを選んでしまいました。
外見はブロック塀で囲われていて大丈夫かな〜って感じでしたが、中へ入ってみると趣のある大きく丸いタイル貼りの浴槽のある開放的な温泉でした。これで230円。ちょうど5時過ぎだったので観光客だけでなく地元の方も次々と入ってきます。ただ、言われた通りの熱湯。子どもは足だけつかるのも大変。「早く出ようと」というのをだましだましこちらも浸かります。大人でも暑かった。江戸じゃないけれど江戸っ子感覚です。

その後宿に戻り折角の機会、韓国パーティーに混ぜてもらうことにしました。よく泊まりに来ていたゲストの方が韓国出身で、いつか韓国料理を振る舞うと約束していた、そのいつかがたまたま止まった日という幸運。トッポキ、チヂミ、海苔巻きに自家製韓国海苔にゼンマイのおひたしとどれも美味しかったです。ゲストもたまたま立ち寄った町の人も混ざってワイワイガヤガヤ食べます。正直、誰がゲストで誰がホストで誰が地元の人なのかよくわからない状況ww

たまたま滞在していたオランダ人のゲストがオランダでよく食べられるケーキをふるまってくれるサプライズ付き。子供もひょっこり混じって楽しいひと時を過ごせました。

マスヤには交流スペースとしてのバーカウンターもあり、ゲストと町中の人が交流できる場にもなっていました。座って話をしていると次から次へ地元の人が立ち寄っていきます。ゲストハウスであって、地元人との交流拠点になっているのが面白かったです。旅人同士の情報交換はもちろん、地元の情報も飛び交い、諏訪の町に滞在することが楽しくなったのでした。
(後日談ですが、このゲストハウスがテレビでも地域づくりの特集番組の中で取り上げられたという話を聞きました。)

こんなマスヤゲストハウス、建物が数寄屋なので子連れだとちょっとドキドキ(壊したりしないかと)感もあったけれど、どの人も優しくて心温まる一晩を過ごせました。
そういえば、誰かが「ゲストハウスに来る人って子供に優しい人が多いよね」と言っていたのが印象的でしたね。