つくば市景観ツアー 開催報告

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久しぶりに、つくばの話です。
11月29日(日)につくば市と私の所属しているつくば景観WKの共催による景観ツアーが今年も開催されました。これは、つくば景観WKの活動の一環で、毎年1回(可能な時は年2回)つくばの魅力を市民に知ってもらいたいというコンセプトで開催している景観ツアーです。ただ、昨年は諸事情により開催できなかったので今回は2年ぶりの開催ですが、つくば市の普段行けないところへ行けるということで応募者も多く抽選となったそうです。10年ぐらい景観ツアーを開催してきていますが、毎回異なるコンセプトで開催してきていて、今回のテーマはつくばエクスプレスが開業10年でのつくばの街の変わり様でした。私自身、市外在住なので帰る度に街に変わり様を身にしみるのですが、住んでいる街だとなかなか気がつきませんよね。
さて「つくば」といえばすぐに頭に浮かぶのが筑波山、なので今まではほぼ毎回筑波山を訪れていたのですが、今回はつくばの街がテーマなので、筑波山はコースに入っていませんでした。つくばの景観で筑波山を訪れないことに少し違和感を感じましましたが、その代わりにつくばの中心街のトリビア的なことをつくば役所の方から聞ける貴重な会と今回もなりました。

センター地域

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つくば市が陸の孤島時代(TX開業前)から中心だったのがつくばセンター(現在のTXのつくば駅があるあたり)。僕が最初につくばに暮らしていた99年ごろは当然鉄道もなく、センターには東京駅方面のバスターミナルがあっただけでした。鉄道を使おうと思ったら、土浦か荒川沖までバスで20〜30分かけて出なくてはならなくて、人通りも今よりも閑散としていた気がします。鉄道が通るインパクトの強さを感じずに入られませんね。そのおかげか筑波山の知名度も上がり春や秋の連休の混雑度が高まったという話もあります。2005年にTXが開通したとき、交通量も人の流れも格段に増え、商業施設が急に増え始めたことと、東京都の心理的な距離が急日じまったことでした。当時、つくばから都内まで通っていたので、TX開業とともに通勤を常磐線からTXへ変更したのですが、開業初日はガラガラだった車内が日に日に混雑してきて、数ヶ月もしないうちに普通の満員電車と変わらなくなったことが思い出されます。鉄道のインパクトってすごいというのが率直な感想です。
さて、今回の目玉だったのは市内で一番高い(97年までは県内一位、2015年現在は県内5位)三井ビルの19階からの景観を楽しめるといこと。(以前はこちらにレストランが入っていたので一般人の立ち入りが可能でしたが、現在はオフィスのみとなっているために一般人は立ち入り禁止)たしかに、眼前に広がる筑波山の景観は圧巻でした。実はここに2005年ごろにも登っているのですがその時に比べると高層マンションが随分増えたし、森が減ったというのが率直なところです。

スタイル館

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次に訪れたのは、つくばの新都心、研究学園駅の方。以前は萱丸と言われ自動車研究所のオーバールコースが原野の真ん中にあった土地は、つくば市でも一番開発が進んだ地域となっています。写真は、この研究学園駅のすぐ裏手にある公園内のつくばスタイル館。元々は2004年、研究学園の街開きイベント時に当時の筑波大の安藤研究室で茨城県北部にあった古民家を移築再生展示してたもの。当時蕎麦ばやけやオールガス住宅と並んでこの建物がイベント会場に佇んでいたことを覚えています。今は北関東最大級と言われたイーアスつくばのあたりに自動車研のオーバルコースが残っていてそこがイベントの駐車場になっていたのを覚えています。その古民家が公園内へ移築されていました。現在は市民向けに貸してくれるそうで、こちらで昼食をとりました。
11月なので縁側を温める太陽の光がちょうどいい感じでした。

万博記念公園

午後最初は、ちょうど30年前にここで開催されたEXPO85つくば万博の会場跡地にあたる、万博記念公園へ。この辺り一帯は、ソニーの大型ビジョンが置かれていた広場一帯で、実は当時の看板とかもひっそりと残っているそうです。
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写真は、科学の門。4方向それぞれから見ると偉大な科学者の肖像画になっている。こちらの面から見ると・・・アルキメデスだそうです。ちなみに、同じく会場内に設置されていた岡本太郎作のオブジェ「未来を視る」も閉会後はこちらに残されていましたが、TX開業によって万博記念公園駅の方へ移設されています。

街並みを回ってゴールへ

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トップにある鬼ヶ窪の筑波山が美しく見えるポイントを巡ったのちその後、筑波大学の並木道や緑農一帯となっている中根金田台(通称 なかこん)をめぐって帰ってきました。
ちなみに中コンの特徴的なのはアメリカ並みにゆとりのある敷地。当初は定期借地と土地のセットで計画されたそうですが、実際にはうまくいかないところも多々あったそうです。とはいえ、こんなにゆとりのある住宅街はなかなか見られませんね。

研究の街


 実はその2週間後につくばへ足を運ぶ機会がありました。このとき、時間が少し余ったのでつくば駅の反対側を散歩したのですが、そこの公園にノーベル賞にゆかりのある人々の藻チームがたくさんありました。研究学園都市といわれたつくばならではのものですが、子供が気軽にこういったものに触れられるのはいいですね。

また、次回開催もあるそうなのでみなさんも参加してはいかがでしょうか?
春は春で桜を楽しめ、秋は秋で紅葉を楽しめます。

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