ゲストハウスでTabiikuを!

2015-05-23移働する診断士

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子連れ旅で意外とかかるものは・・・・交通費と宿泊代
未就学児は殆どかからなかったのが、小学生になった途端に高騰します。
別のこれの対策といったわけではありませんが、宿泊にゲストハウスを使ってみるのも面白いですね。
というわけで、今私の中ではゲストハウスを活用した家族旅を試しています。

この春も2件のゲストハウスを体験してきたのでそのご報告です。今回は、4月に訪れた岡山県早島にある「 ゲストハウスいぐさ」です。

本当は倉敷にある「 有鄰庵」に泊まりたいと思ったのですが、こちらがすごく人気で予約しようとしたのも
結構直前だったため、すでに満室。そこで「岡山」「ゲストハウス」で検索したら・・・

見つけたのが「いぐさゲストハウス」こちらが調べてみたら、なんと有鄰庵とオーナーが同じの姉妹ゲストハウスだったいうもの。
ちょうどこの日は昼間に神戸で仕事だったため、岡山から地元の電車に揺られ数駅、早島に到着したのは、もう夜にすっかりなっていた午後8時過ぎ。
駅から趣のある道を歩いていくと、オレンジ色の街灯に照らされて古民家が見えてきました。
「ただいま〜」と行ってしまいそうな玄関の引き戸を開けると・・・・
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なぜか、我が息子が、無言で機織り機を動かしている。
家族は昼間に東京から岡山へ来て友人の車で児島やそこから船で直島へ遊びに行って先に到着していたのです。

さてゲストハウスの名前にあるいぐさというのは、畳の「い草」のこと。
この機織り機は畳表を作るためのものだったのですが、罪深いことにここに来るゲストを次々と虜にしていくとか・・・
でも見ていて楽しいです。
こうやって、昔は畳を作っていたのですね。
息子はスタッフの方に教えてもらって真剣に織っていました。

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このゲストハウスのコンセプトは食事も提供できるゲストハウスを目指しているそうで、
せっかくなので、この日の夕食にいぐさの地元食材を使った料理をオーダーしました。
出てきた食事はどれも美味しく、お腹いっぱいになりまいた。
このときに頂いた「水」がおいしかった。単なる水道水と言うことでしたが
あなどるなかれ・・・田舎の水は美味しい!まったく水道水の匂いがしないのです。
これにはびっくりしました。

その脇ではベルギーからきた家族が自分たちの夕飯を(地元の野菜を使ったホットサンド)作っていました。
こういう異文化交流もゲストハウスの楽しみですね。

台所のそばに座っていると次々とゲストがやってきては料理したり買ってきたものを食べたりしています。
ここは人気で、最初はゲストが集まる今があったそうですが、人気のあまり今をドミトリーとして台所の片隅が
居間となったとか。でもそれも日本的かなと思ったりますね。

大人だけならドミトリーでもいいのですが子連れだとやはり個室の方が安心です。とういうわけで今回は個室を借りました。

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この早島の地がなぜ早島だったかというと昔はここが瀬戸内海に浮かぶ島だったから。
ちょっとした高台から一体を望むと過去瀬戸内海だったところと元々島だったところが話の通りくっきりと分かりました。(平地に浮かぶ山になっているところが、昔の島の部分)

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翌日はなぜか宿泊していた地元の大家族に昨日のベルギーの家族やオーストラリアからの一人旅の娘も交えて、名物の卵かけご飯と大家族のおかぁさん特製のおかずで朝ごはん。(あっ、これはたまたまですよ!)

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早島の街も、もっとゆっくり巡ったら楽しそうだったのですが・・・・
うどんを食べるために高松へ、関東の感覚では岡山と高松は遠いイメージがありますが瀬戸大橋のおかげで列車で1時間以内でした。
この早島を拠点にいろんなことができそうですね。また、初の家族でゲストハウス体験でしたが、楽しかったです。なんといっても、普通にホテルだと決して訪れることのないこういった地方に真珠のよう輝く街に泊まることができて、地物と人や他の旅人との交流もできる。そして値段も安く済むし、なんといっても居心地がいい。
こういう旅のスタイルもありですよね。

次回は、長野県諏訪市にあるゲストハウスの訪問記を書きたいとおもます。