そよかぜの道

2009-05-09移働する診断士

近所のそよ風の道を散歩しました。
多摩ニュータウンは歩車分離でのゾーニングがされていて、このような歩行者専用の道が網の目に張り巡らされています。この点はつくばも同様ですがつくばは研究所が多く、研究所の間にこのような道があるのですが多摩は住宅地がメインで住宅地の間にこのような道が張り巡らされているため、つくばよりは開放的で明るく感じます。あとは住人が管理しているのでしょうか、比較的きれいに整備されています。

道を辿ると思いもよらない所へつながったりもします。車道とこのような歩道が全く別の次元で複雑に交差しているのが特徴的です。大規模住宅地開発ではこの様な手法が多く取り入れられているのでしょうか?横浜の若葉台なども同様な空間の使い方をしています。

春ですね。タンポポの綿毛を飛ばしました。植物の種はクリエイティブな方法で種の保存につとめています。

歩道がいつの間にか広場になっています。この広場(公園)が500mぐらいの長さを持っています。みちであり公園であるのですね。

尾根幹と言われる、大通りです。こちらは車道のみですが、何か計画されているのか中央分離帯の広い事。右手に見えるのはKDDIの施設です。左側に住宅地が広がっているのですが、この住宅地からのKDDIの塔が多くき構えています。象徴的な景観ではありますが、思いは人それぞれですね。

また住宅地へ戻って来ました。先ほどの歩道がメインの歩道だとするとサブ的な歩道です。この様な小さな歩道が住宅と住宅の緩衝地帯として存在しています。

日本の住宅は基本的に塀に囲われているのでなかなか外への解放がなされないのですが、せっかくこの様な歩道があるのだからもう少し開放的な作りをしてもと感じたりします。ただし実際に住んでみるとやはりプライバシーを考えて囲ってしまうのでしょうかね。