灯台下暗し:近くて遠い千葉にも歴史がありまして。

2008-08-18移働する診断士

千葉は東京の隣で横浜ほど目立たなく何となく埼玉と同様に3番手(規模という意味で)のベットタウンのイメージがありますが調べてみると色々ありました。 千葉市内なのでそれほど田舎ではないと思っていたのだが、高速を降りてから実家までの道の脇に、堤燈やら蝋燭やらが備えてあり、すんでいた頃は気にしていなかったがそれなりに昔の習慣が残っていることを実感した。実家からお墓までの道は東金街道(国道126号)という道を行くのだが、この道からみえる景色が房総半島に多い谷津田の中を通る道と山を背にした集落の景観で幼稚園の送迎バスがこう言った集落の中を走っていたことを思い出した。ただ街道沿いにある大型蕎麦屋やレストラン(ドライブイン)は汚くある店といったらコンビニは突然現れる異空間なのは日本の各地に見られる光景だとおもう。墓参りの後に、昔家族で通った蕎麦屋が団地から、団地の外の古い街道沿いへ庵を構えてやっているというのでそちらへ向かった。御成街道という、徳川家康が鷹狩用に造った道沿いにあるのだが、その道沿いには大きく立派な長屋門を構えた家が多くありこんなところにも残っていた。本当に住んでいた頃は気がつかなかったが、改めてみると日本の原風景がまだまだ残っていそうな感じがしたので、今度時間をとってサーベイしてみたい。