高原の風景:清里は懐かしい高原のにおい

2008-09-01移働する診断士

週末に清里へ行ってきました。清里と軽井沢と言うと80年代のブームが懐かしく、今から見るとどこもちょっと寂れた感じがします。どちらも大型アウトレットが近所にありそれを新しい目玉にしている点も似ていますが、新幹線の開通した軽井沢に比べると清里は未だローカル線で、メインの観光地も当時とそれほど変わっていないので、薄れた記憶をたどっていくことが出来ましたが・・・さて日本の高原というと、なぜかヨーロッパのスイスのような雰囲気がするのは何故なんでしょうかね?そもそも高原といわれる観光地の大抵は酪農をやっていて、それは欧米から来たスタイルのはずです。様は酪農と言う一つのスタイルの入植が、高原の西欧化に繋がった気がします。と言うわけで面白いくらいにどこの高原へ行ってもスイスのような感じになっているのは面白いですね。(あっ、スイスと言う先入観に日本アルプスと言う言葉が占めている割合は相当大きいです。)そう見ると、今の大半の観光地はその時代でSTOPしていて、大人は子供の頃、老人は若かった頃を懐かしんでくるタイムスリップ状態。でもって来れたスパイラルのごとく繰り返すので観光地は同じスタイルで続いていくような気がします。そう考えると観光地の風景も時代を越えて残されていくものなのだろうな。

白州にはSUNTORYのウィスキー蒸留所がある。
いい水と環境が良い酒を育てるのはどこも一緒。

雨続きでしたが、この日は朝から青空が見えました。
朝採れのトウモロコシは生でも甘くて美味しい。