エジプトのラマダン

2008-09-08移働する診断士

Global Voicesにエジプトでのラマダンの様子の記事がアップされていました。近い様で遠いイスラムの地のことですが、とかく欧米ナイズされた、日本では誤解が多いようで、(私もそうですが)イスラム教と言うと厳しい戒律だけのイメージが先行していました。がこの記事を見るとずいぶん賑やかなんですね。これはエジプトに限ったことみたいですが、聖月とあるとおりで、一月も続くお祭りと言うことで、日本にはそこまで悠長にお祭りをやることが無いと感じました。
 さて、この記事の中で「裕福な人が貧しい人に送る食料袋」とあるところ、やはりこの国でも貧富の差は広がっているみたいですが、それに対してこのお祭りが明るいものにしているように感じています。(その場にいないのでなんともいえないのですが)それにしても、袋に物を詰めて渡すという習慣、クリスマスのサンタクロースやハロウィンのお菓子袋を彷彿とさせますね。
 日本でもつい数年前の勝ち組負け組みと言うのが言われ、これから経済格差はますます広がっていきそうな中で、人の意識にも再び封建的なものが復活するのではないかとも感じたりします。ただそれが、土地をキーにしたものではなくて雇用をキーとした形でより顕著になってくるのではないかと。