課題は解決より設定が重要へ
2022年年初の中小企業庁長官のコメントで、支援者の伴走の仕方について「今までの課題解決型の伴奏からこれからは自己変革力を引き出す課題設定型の伴走が必要」になってくるというのがありました。これってどういうことでしょうか? 前回、診断士が活用されないという話をしましたが、まさにこの部分が本来の課題だと国が気づいたからなのだと思います。(ちょっとエラそうな文章になってはしましますが・・・) 課題自体が出ていないうちは依頼に至らない(何を頼んで良いかがわからないのもこれに該当)当HP「診断士に頼む?頼まない?」より 課題がわかっている経営者は、「なんとかななければ」と自分で工夫をしたり、他人に相談したりしてその課題を解決しようとします。本当の課題が思っているものと異なっても行動しているうちに何かしら真の課題に近づけばOKですね。しかし、経営がうまくいかなくなっていること事態に気がつかない人や ...
診断士に頼む?頼まない?
きっかけ 先日「診断士には流派がある」を書こうと思ったきっかけは、診断士という仕事をしていていつも感じている、他の士業に比べた時のわかりにくさ(具体的に何を頼めばいいのかわからないという声も)をなんとかしたいと思ったからです。どうしても、診断士というと「補助金」を取ってきてくれる人とか、公的機関から派遣される人とか思われていて、診断士に直接長期的に相談する事業者ってまだまだ稀です。これは、診断士 ...
診断士にも流派がある
はい、題名の通りで「診断士には流派がある」んだろうなと、最近ふと思った。そう思ったきっかけは、講談とか能の演者の世界を見ていて感じたのがきっかけです。まぁ、どんな仕事でもそうだとは思うけれど、独立して数年経ってようやく自分の診断士のスタイルが見え始めてきて、ふと振り返ってみるとこのことに行き着いたわけです。 そもそも、診断士ってどうやって診断士として確立されていくのか?診断士になるまでは、7科 ...
コロナによる危機関連保証がもうすぐ終わります
※この記事は2021年11月27日現在のものです。 コロナによる感染者数がだいぶ落ち着いてきました。相談窓口も今までなんとか自社努力で乗り越えようとしていた事業者様がこの長期化により仕方なく融資の相談というケースはありますが、コロナ関連の相談はだいぶ減ってきた気がします。(相談といっても融資の相談が大半なので、経営相談的なものはこれから増えると思っていますが・・・) とはいえ、コロナが落ち着いてき ...
コロナ融資とコロナ後を考えてみよう
(以前noteに書いたことを再度まとめ直しました。) コロナの感染者数が一旦落ち着いている(2021年10月現在)による今こそ現状を再度確認することが重要ではないかと感じてます。というのも、昨年から矢継ぎ早に出された各種コロナ支援策もコロナの収束ととも(行政側も予算が少なくなり)に日常を取り戻しつつあり、今後は新たな支援策は出にくいことと、事業者自身が自助努力でコロナによる変化を乗り越えることが ...
今後の緊急事態に備えてやっておきたいこと
コロナは我々の常識を大きく変えることになりました。昨年(2020年)4月の緊急事態宣言発動の時は、さまざまな業種で営業活動が出来ずに困る事業者が多く出ました。(その当時はここまで長期化するとも思っていませんでしたね) 明日(21年10月1日)にようやく全国的にかけられていた緊急事態宣言は解除となりますが、1年前のことを思うといつ再発動されても驚かなくなっているのも事実です・・・・ 今回は、コロナ ...
制度融資(あっせん制度)の活用
今回は、事業をすすめる上で必要になる(こともある)融資で活用できる「融資制度(あっせん制度)」のお話です。 最近よく聞く制度融資 みなさん、制度融資ってご存知ですか?制度融資=融資あっせんとも言われています。最近では、金融機関へ融資の相談へ行ったときに「あっせん書取ってきてください」と言われたり、商工会から「おすすめですよ」と案内されたりで聞く機会が増えていると思います。特にこの制度を身近にした ...