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「子供たちに伝えたい家の本」というシリーズがあります。このシリーズは建築家が一つのテーマについて自らの思想を子供たちに解りやすく伝えようとしているシリーズですが、大人が読んでもおもしろい内容なので今回紹介します。今回読んだのはみかんぐみの「家のきおく」という版画絵本です。 書籍情報 みかんぐみ, 加藤朋子 発行・発売: インデックスコミュニケーションズ 年: 2004 ISBN:4-7573-0275-4 Asin:4757302754 価格: ¥ 1,680 JPY この一冊 本の構成 この本のコンセプトは「家のきおく」をとおして、「自分が生活する場所の事を考える楽しさ」を知ってもらいたいということです。 前半は、みかん組の4人それぞれの子供の頃の住んでいた家についての思い出の一場面を次々に一ページに簡潔にまとめられているページが続いていきます。 子供の頃の生活の場である住宅を舞台にこん ...

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セルフビルドという言葉があります。そのことばのとおり自分たちで建物を建てる・・・ 要は、建築屋に頼むのではなくて、日曜大工の延長できちんと日常的に使える建物を たててしまう事。(当然建築法の適用地ではルールに従う事になるので、通常は 建築法が適用にならない山奥なんかになるそうですが・・・ 終戦直後のバラック小屋なんかは、まさにセルフビルドなんでしょうね。 (当時は建築法もあったのでしょうか?整備さ ...

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屋根には民族のアイデンティティーがよく現れると言います。多摩は建て売りの集合住宅が多いのですがこちらもふと観ると屋根が瓦になっています。おそらくこの瓦は一戸建てと同じものを使用していると思うのですが、こういったこだわりが昭和の末から現れ始めています。 団地というとコンクリートの箱形というイメージがありますが、これらは階層型の長屋と言った所でしょうか。 ちなみに瓦は戦国時代頃から京都を中心に始まった ...

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