いまこそ都市再生をに?!森稔氏の寄稿文より
某雑誌に森ビルの森稔氏の寄稿文が掲載されていました。 その内容は以下のもの 未来への都市再生として次の5つの課題がある。 1.「国際化に伴う都市間競争の激化」 2.「産業構造の変化」 3.「地震への対応」 4.「人口減少と少子高齢化」 5.「環境問題」 こうした課題の解決方法として「バーティカル・ガーデンシティー」(立体緑園都市)への転換を提案している。 そのコンセプトは空間を最大限活用して全ての都市機能を集約しようとするもの。 1.2.4.は一箇所に集約することにより、富裕層が暮らす強い地域を作りその中で全てが完結することを目指している。 3.5.は地下の活用と交通の排除を謳っている。 その走りとして六本木ヒルズが実験装置としてあるのでしょう。 また現在の街並みを指して 「このまま放置すれば環境はますます悪化し、都市の魅力も人々の活力も低下し、人、モノ、金、知恵、情報をひきつけることがで ...
建築空間に於ける境界
今月の建築塾は「建築空間に於ける境界」と言うテーマで保坂陽一郎の講義がありました。「境界」・・・土地・(二つのものの間)の境<新明解国語辞典> ・・・さかい、区域<広辞苑>ただし、境界とははっきりここからがAでここがBとしているものでもないらしい。境界に潜むあいまい性を指すこともあるらしい。建築空間と銘打ってはいますが、建築と言うものが建物だけでなく、敷地「土地」もありはたまた、人と人の心 ...