京都で景観を考える
京都の大徳寺で景観のヒントを見つけました。 前田利家の妻まつの菩提寺である、芳春院を訪れました。 この寺は大徳寺の一番北に位置するのですが、この寺の方丈から見える景色が、まつが住んでいた時代と変わらない佇まいを残していました。 どういうことかと言うと、方丈の全面には方丈前庭(花岸庭)と言われる枯山水の庭があるのですが、その向こうには大徳寺の数々の塔頭の瓦が波を打つように連なり、その先には秋の澄んだ空が見えたのです。(写真撮影禁止だったのでお見せできないのが本当に残念ですが)ここには明治以降の様式の建造物は避雷針だけという、京都でも奇跡的な場所とのこと。 確か北山にある円通寺の借景も同様だったと思いますが現在はとうとう住宅開発が始まってしまったそうです。(以前訪れた10年前は写真禁止でした) これには、この場所ならではの以下の偶然重なったおかげです。 1 大徳寺は日本の禅宗の中心地となり様々 ...
スターブ教会〜ヴァイキングの残した建築
ヨーロッパは石造、アジアは木の国などといいますが、ノルウェー(北欧全般)は木の建築物か沢山存在します。アジ アとの違いは気候!湿気が無い気候なので木造建築でも腐食が起こるスピートが遅く、古い木造建築もそれなりに残っています。そんな中今回紹介したいのは荒くれ者のヴァイキングの魂が残る建築、スターブ教会です。
建築巡礼:ベーハ小屋を訪ねるたび(栃木県益子町)
煙草産業最盛期に日本各地に建てられたベーハ小屋を訪ねて栃木県益子市へ行きました。
【多摩の古民家】旧富澤家住宅
前回に引き続き多摩市内の3つの文化財として保存されている古民家の3つ目である、旧富澤家住宅へ行って来ました。多摩市内の先週行った2件に比べると立派なものでした。この辺りの民家はケヤキで作られており、天井が竹で作られているものが特徴的なのでしょうか?
【多摩の公園】一本杉公園
多摩ニュータウンの公園探訪をしました。多摩市内にある一本杉公園には2件の古民家がありました。一件は旧加藤家、もう一件は旧有山家です。それぞれ、多摩ニュータウンの開発に伴い失われた旧集落の忘れ形見なのでしょう。さて、一本杉公園へ向かった理由は、日本の里山100選の一つである小野路の里山へ行くのが目的だったらからでした。今日は時間の関係で入り口のみでしたが、東京のこんな地域にも茨城と同じような里山に触 ...
埼玉:飯能にのこる二つの元小学校。南川と北川
15年ほど前に廃校となった飯能の山あいにある二つの学校を訪れる。うまい活用法方が見つかれば明治から昭和初期の校舎達も活きてくる。
高速道路を走りながら文化の香りを感じる
今日は所用で横浜へ。横浜といっても東名高速の横浜町田ICまでだったので、私の住んでいる茨城とは全く反対になるわけです。5・10日(末尾に5や0が付く日は特に道が込んでいる)だったので、両国から竹橋にかけてが渋滞だったので、両国-箱崎から銀座-浜崎橋-谷町-東名のルートを使いました。いつも使う竹橋方面は皇居の堀を望みながら走るのですが、銀座周りは銀座のとおりの下を掘り下げた部分を走るので街の景観は望 ...