中国雲南省の少数民族的風景
中国の雲南省は少数民族の宝庫といわれています。 その雲南へ少数民族であるモソ人の四川省との辺境にある村をを訪れたのは2003年の晩秋(といっても現地では雨季と乾季の二つの季節しかないので乾季にあたります)の事です。その村は2年前に電気が通ったばかりで、村のあちこちに真新しい電柱がそびえ、多くの若者は人民解放軍の服を着ていました。この地域、元来地震が多く10年に大地震が起こったおり、救助活動のした人民解放軍が現地では人気があり、そういった光景が見られたそうです。 さてこのモソ人達は、中国では民族として認められていない為、彼らの多くは周辺に多いナシ族として登録しているそうですが、中にはこの事に対する抵抗意思表示としてモンゴル族として登録する人もいるとか。国が民族を認める認めないというのも変な話ですね。そもそも民族は生まれた時からその民族であって、国際結婚しようが民族は変らないはず。国籍は別で ...
中国の発展するスピードは日本の高度成長期以上
北京オリンピックを開催した中国ですが、その発展するスピードを強く感じます。というのも2000年以降ですが数年おきに中国の特に地方都市を訪れ、そこに暮らしている人々の生活レベルが確実にあがっている。2002年から2003年、2005年と毎回都会と田舎をセットで訪れていますが、回を重ねるごとに感じるのが日本との文明的な差の縮まりでした。 2002年に訪れたのは西安、延安(共産党の生まれた地)、河南省西 ...