全てが期間限定

移働する診断士

ビールは比較的好きな方で、銘柄も色々ありますが最近はオリオンビールが気に入ってる。(夏だったからかな)

ちなみに、オリオンビールはアサヒビール傘下なので、製造は沖縄のオリオンビールで行っているけれど本州での販売はアサヒビールになるそうで、販売しているスーパーも本州だと全てというわけには行かない。というわけで売っているお店はいくつか抑えているけれど、なぜかみんなバラ売りが基本なんですよね。でようやく6本セットで売っている近所のO◯ストア(しかもここが一番今のところ安い)で購入して楽しんでました。

こんなに飲むなら箱買いすればということで、ネットで見たらオリオンビールやアマゾン、楽天等で出てくる出てくる。最初は安いのをと探していたのに、オリオンビールのサイトで期間限定というのを見つけてしまい、しかも他サイトでは出ていない・・・・とういことで、結局気になってしまい買ってしまった。

飽きっぽいので、ビール箱買いしたの初めて・・・

オリオン・ザ・ドラフト初仕込2021という期間限定特別醸造。沖縄のオリオンビール(沖縄以外にはないけれど)から直送される、伊江島の循環型栽培で作られた大麦を使用しているというなんともSDG’sな商品。

もちろん沖縄なので、「ASAHIマーク」はない。だけど残念ながら味の違いは素人なのでそこまではっきりわかりませんでした。(注 飲み比べしたわけではないし、通常版は翌日に飲んだため。)

 ビールや、酒は原材料が農産物なので時間的価値を産みやすい商品だと思います。ちなみに、一般的なビール(一番搾りとか黒ラベルとかドライとか・・・)は超大型の醸造タンク数機で作っていて、それぞれのタンクでは味にブレが出るので平均的な味を出すためにブレンドしているそうです。大量に同じ製品を出すための努力ですね。

 ちなみに、米焼酎も好きで今飲んでいるやつも熊本の高田酒造所の山ほたるというやつでこちらも期間限定・・・

 さて、私の義父は同じ味が好きで、ここ数年は飲みやすいと金麦がお気に入りです。なので、今年も誕生日には24缶の箱を2箱プレゼントしました。家の中には同じ金麦が積まれています。

自分は飽きやすいのか、好みの銘柄がコロコロ変わっています。だからこの限定というのに変化を求めるがゆえに飛びつきやすいのかも。(ビール会社の思うつぼですね)数年前のキリンの47都道府県ごとのなんかは旅先で都度都度買い込んでいました。(最近のスタバのは甘いのが少し苦手になったので手を出しませんでしたが・・・・)

これをビジネスサイドから考えると期間限定は結構使える戦略ですね。期間限定で興味をひく商品やサービスを提供すると今まで利用してくれていたお客さんがまた購入してくれる機会にもあるし、新しいお客さんが購入や利用してくれる機会にもあります。ただ、それなりの付加価値やストーリーを付ける必要はありそうです。ちょっとビジネスが停滞したときに検討してみてはいかがでしょうかね。
食料品メーカーはほんとこの戦略だらけな気がしています。ただ、実はオリジナルのほうが味が良かったりします。その商品がロングセラー(飽きのこない味)であることの証拠ですね。期間限定を出すことでオリジナルにお客を戻すことをやっているのかもと思ったりします。

サービス提供でも期間限定はよくやりますよね。ただ、あまり期間限定をやりすぎると普通のときに売れなくなるので要注意です。(いっときのセールの嵐がそれ・・・セール以外は全く売れない。ちなみに、もう10年以上閉店セールをやっている店も知っています)

もっとも、どんな商品もサービスも時の流れとともに変わっていくので、ある意味、期間限定。
人の人生も期間限定。
時は金なりとは言いますが、奥が深いなぁ