年度が変わり

移働する診断士

 4月になりました。この投稿日が4/1なので、何か嘘をと思ったのですが、そんな芸はないのでいつも通りに・・・

 日本で4月というと年度が変わりますね。昨日は、関連している自治体の方々から、異動のご挨拶メールが飛び交っていました。今朝は教員異動が発表があり、子供たちは一喜一憂していたみたいです。ちなみに、この4月始まりというのは特段根拠はないそうです。明治の最初の頃は試行錯誤していたらしく10月始まりの年もあったとかなかったとか。それ以前は1月(旧暦)が一年の始まりで年度という考えはあまりなかったのだろうと落語とか講談を聞いていると感じます。数え年も1月1日に全員が年を1増やすので、今ほど誕生日という感覚もなかったのでしょう。

 さて、そんな4月で年度が変わると様々なものがリセットされますね。診断士視点でいくと助成金・補助金の類もそれにあたります。今日もご相談いただきましたが、結構募集要項が微妙に変わっていて細かく確認しながら進めていくことになります。(そもそも、もの補助とか持続化はまだぼんやりしている段階です)これは、当然、行政の予算が年度ごとに立てられているからですね。なので、これから補助金・助成金を活用したいと思っている皆さんは、その条件や内容をよ〜く読んで理解してから進めてくださいね。(3月末の事業再構築は飛び込みが多かったです・・・)

 昨年1年は、自分の中ではかなりの数の補助金支援をしてきたと思っています。(私のかなりは、1件をそれなりにじっくり取り組むので、その道のプロの先生に比べたら少ないですが・・・)その結果思ったのは、本当に事業者様にとって必要な方法をとるべきだと感じました。診断士が支援するメニューは多岐に渡るのですが、補助金の支援は他とはちょっと色が異なるのかなと思っています。(実際に関わった方がわかる部分だと思うのであまり掘り下げはしませんが・・・)なので、補助金単体の支援はこれからは抑えて行って、じっくり事業者と向き合いながら進められるようにしていこうと思います。

 あっ、年度はじめなので、なんかしんみりする内容になってしまいました。桜って見ているとなんとなくしんみりするんですよね。(桜をみながら・・・・)