ピンクオーロラ出現中

ノルウェー

from PxHere

今回もノルウェーからの話題(NRKというノルウェー国政放送のネットニュースから)です。

最近、ノルウェー国内の数カ所でオーロラが見られたそうです。そもそもオーロラ自体は一年中発生しているそうですが、昼間は発生していてもそのことに気がつけないので、夜が来る9月から4月がオーロラツアーのシーズンということになっているそうです。

さて、そんなオーロラですが今年はいつもの年よりも多めに現れているようです。しかも、そのオーロラお色がこれまであまり見慣れない色だったとのこと。

オイヴィンド・コーレ・スンデさんは、またあの体験をしたいとの願いを込めて、カメラ機材をまとめてスンモアのアルネスへ旅立った。

今夜、私たちは素晴らしいものを探しています。昨日のサンモア(Sunnmøre)のようなオーロラを経験することはめったにない、と彼は言う。

日曜日、ノルウェーの大部分で強いオーロラが現れたが、そのオーロラの色は伝統的な緑色だけではなく、ピンク色だったとのこと。

実は私はサンモアでピンク色のオーロラを見るという経験したことがありません。ノルウェー北部の写真を撮ってきましたが、昨日みて撮った写真ほど印象深いものはなかったでしょう

とスンデさんはこのことを買ったっていました。

ノルウェーのプライベートサービス「オーロラ警報」によると、普段はそこまで見られない、南のエーゲルスンやアーレンダールというところでもオーロラが見られそうとのこと。

物理学者で科学コミュニケーターのベロニカ・ダニエルセンさん(彼女はオーロラに関する本を書いている。)によると、 「ピンク色オーロラは、大気圏のかなり下の方にある窒素ガスから発生します。」とのこと。この状態は、オーロラを構成する粒子が大気圏の奥深くまで到達しなければいけなくて、通常よりも多くのエネルギーが必要になる」とのこと。

photo by David Kingham,7 Dec 2013:CC BY-NC-ND 2.0 DEED

ピンク色のオーロラが見られるのが、どういうことかというと、太陽嵐が地球を襲ったことで余分なエネルギーが集まったからを受け取っているからだそうです。

太陽風とは、太陽で非常に大規模な太陽フレアが発生した際に太陽風が爆発的に放出され、それに含まれる電磁波・粒子線・粒子などが、地球上や地球近傍の人工衛星等に甚大な被害をもたらす現象

出典:Wikipedia

 

雲が少なくなる

気象学者エスペン・ビセス・グラナン氏によると、現在のノルウェーではオーロラを体験できる可能性が高くなっているそうです。オーロラを体験できる環境では雲が少ないということも重要とのこと。通常はそれほどオーロラが見られることが少ない南の地域でにオーロラを見られる可能性が高くなっていすそうです。

私たちの脳は騙されている

物理学者のダニエルセン氏によると、ピンク色自体が見られることは特殊ではなく、北部では比較的頻繁に現れるそうですが、南部ではめったに見られないとのこと。オーロラの活動は約 11 年周期で、現在は活動のピークに近づいています。今の状況でのピークは2024年とのこと。

このピンク色に見えるオーロラですが、実際にはピンク色をしているわけではないそうです。これは、私たちの脳が幻想を生み出している方とのこと。というのも、窒素ガスには、帯電して紫色の光を発するものと、帯電せずに暗赤色の光を発するものの2 種類あるそうです。この2つの光が混合されると、私たちの脳はそれをピンクとして認識するとのこと。

ということで、今回のノルウェーからのニュースはピンク色に見えるオーロラの話でした。オーロラが見られるくらい北の地域はほとんど人が住んでいない地域で、あるのはロシアに備えた基地ぐらい。なので、ノルウェー人でもよほど用がない限り訪れなく、見たことがない人も多いということです。そんな貴重なピンク色のオーロラが見られるとちょっとした話題になっているようです。

太陽嵐が盛んに発生しているということは、今年は太陽の活動が活発になっていると考えられますね。特に暑い夏だったのもこの辺りが影響しているのかもしれません。