ベトナム珈琲の入れ方
ベトナムと言うとベトナム珈琲のイメージが強かったのですが、実際にはあまり街中でベトナム珈琲は飲まれていないそうです。実際に街中をプラプラしてていても、あまり珈琲を現地の方が飲んでいる印象はありませんでした。
とは言え、やっぱりベトナムへ行ったからにはベトナム珈琲を試したいということで、ハノイでベトナム珈琲を飲んできました。ベトナムの旧市街に珈琲屋が並ぶ通りがあり、その一店舗で試飲しました。ベトナムは世界第3位のコーヒー生産国だとか。知りませんでした。
よく日本で見かけている、抽出機では時間がかかりすぎるのでもっと業務用ので抽出されて出て来ました。でも例の抽出機が12、000VDN(60円)で売っていたのでこれと豆を自分のお土産用に買いました。それを今日は試してみます!
ブラックで飲むとわかるのですが、ベトナム珈琲は普通の珈琲よりも甘い香りがします。ホテルの朝食で出て来たのもそうでしたがこの香りは調べてみたら「チコリー」の香りを焙煎時に付けているそうです。深煎りなので豆も黒くつやつや光っています。このままでもチコリーの香りで美味しいですが何と言っても練乳が入った甘さがベトナム珈琲のウリです。(暑い所だから甘くても大丈夫なんでしょうね)
ベトナム珈琲の淹れ方
1.豆を細挽にします
ミルは長年愛用のポーレックスのハンドミル。細引きも簡単に調節できる優れもの
2.フタにお湯を注ぐ
アルミ製のフタを裏返して8分目ぐらいまで熱湯を注ぎます。
3.蒸らします
本体に挽いた粉をいれ、先ほどの裏返したフタの上に載せます。するとお湯が本体の下の穴から浸透して粉が蒸らされていきます。フタのお湯が無くなるまで待ちます。
4.飲むコップを用意
飲むコップに好きな分だけ練乳を入れます。コレで甘さを調節できます。
5.圧縮
先ほどの本体を飲むコップの上に起き、粉の上からプレスで押します。ここをしっかりやらないといけないとか。但しきつくやり過ぎるとプレスに時間がかかるのでその辺りは上手く調節が必要です。
6.本抽出
本体にお湯を入れて蓋をします。あとはひたすら待つのみ。
ぽたぽたと1滴1滴落ちて来ます。すべて落ちるのに5分ぐらいでしょうか。そうすると甘いベトナム珈琲の出来上がりです。
珈琲よりはお茶
とまぁ、ベトナム珈琲を紹介しましたが先ほども書いた通り現地の人は珈琲よりはお茶をよく飲むそうです。特にハノイはハス茶が有名で今回の旅行中も何度も飲みました。これは緑茶に蓮の香りを付けたものですが、さんぴん(ジャスミン)茶の様なクセがなくすっと入ってこちらも美味しかったです。またこの緑茶も日本の緑茶のように蒸すのではなく煎る為に深みがあります。こちらも行ったら是非試してみてください。