稲毛シャルソンに参加して
4月27日に稲毛で開催された稲毛シャルソンに参加してきました。
僕のシャルソン参加は、横浜−調布につづき三回目。
また今回は僕の故郷千葉ということもあり、ちょっと面白い視点で参加することが出来ました。
そもそもシャルソンとは何かというと、ソーシャルマラソンの略で、スタート地点とゴール地点とその時刻だけが決まっており、参加者はそれぞれ自分で好きなところ街やそこに暮らす人に触れ合いながら走る(歩いても、公共機関を利用してもOK)というもの。
※詳しくはご当地シャルソン協会のサイトを参照。
今回の稲毛シャルソンは、稲毛駅の近くにある美容院がスタート地点。ゴールは隣の新検見川(他県民なかせの地名で有名?)にある、ダーツバー。
この他に千葉から新検見川の総武線沿線に散りばめられた、給水ポイントならぬ給◯ポイントを巡りゴールを目指します。参加者はお揃いのシャルソンTシャツを着込んでいます。稲毛は総武線の黄色なんですかね。
この給◯ポイントとは、通常のマラソンでは給水ポイントとなるのですが、シャルソンでは協賛する地元店舗が給◯ポイントとしてそれぞれ志向を凝らしたサービスを提供してくれるというもの。だから、◯の中には様々な言葉が飛び交います。給電や給ポラロイドなどなど。これもその土地土地のシャルソンによってカラーが出て面白いです。
ちなみに、ソーシャルであるのでSNSも最大限活用されていて、参加者は走りながらの出来事をリアルタイムにシャルソンのイベントページに随時UPしていきます。ちなみに稲毛シャルソンのイベントページはこちらなので、興味がある人は覗いてみてください。
また、給◯ポイントだけでなく街を走っていればいろんな事に出くわします。私は建物が好きなので、千葉の裏路地で素晴らしい襤褸屋にたくさん出会えたことが嬉しかったのですが、その他町の人々(もちろんイベントとは全く関係ない)との出会があったり、知らなかったものをたくさん見つけたり、同じシャルソンランナーとの交流も楽しかったです。
シャルソンは、街を知り、街と交流できるいい機会でもありますね。僕が子供の頃から暮らしていた千葉が舞台だったのですが、知らないことだらけでとても新鮮でしたし、またこの地域に親近感を持つことも出来ました。
ちなみに写真は西千葉駅近くでたまたま、やっていた角打ち。なんでもここの後ろにある酒屋の日本酒を酒道部なる地元の怪しい人たちが年に数回ジャックしているとか・・・
こちらは給◯ポイントのひとつで西千葉と新千葉の間にある民家を改装して革モノの工房として使っていまし。青い椅子の感じが良かったです。
給○ポイントで一番多いのが飲食店。特にお酒を出す店が多く、人に話すと飲みながら走って大丈夫と言われますが、シャルソン創始者の佐谷さんがこれを思いついたきっかけが毎年フランスのメドック地方で行われるメドックマラソンに参加したから。当のメドックマラソンは給水の代わりに地元の名産であるワインがでるとか。というわけで、飲みながらでも走ることは可能なのです。(もちろん体調は自己管理でお願いします。)
このシャルソン、今後も日本各地で開催されるそうです。かくいう僕も、秋に開催される千葉中央シャルソンに主催側で少しお手伝いさせていただくことになりました。