清里へ冬の自然と触れる旅

2015-03-14移働する診断士

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冬の清里へ行ってきました!
冬に雪の古土地へ家族で行くというとどうしてもスキーやスノボになるのですが・・・
ノルウェー好きの相方が言うには、やっぱりクロカン(クロスカントリースキー)だろうと言うことで、クロカンが出来るところを探してみたのですが、何故かスノーシューにどこも取って代わられてしまっていました。それで、我が家から近場で楽しめるところはどこかなと考えたら、何度も訪れている清里に落ち着いたのが今回の旅の経緯です。
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いざ、清里への玄関口である小淵沢に到着するも雪国の気配は全くなし・・・
ちょっと前からメールで八ヶ岳自然ふれあいセンターの方とやりとりしていた情報だと、雪はあるはずだったのだけれど・・・
まぁここから高原鉄道(小海線)で更に奥地へ行くのできっと雪が積もっているだろうと期待することにしました。

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で清里に着いてみると・・雪国でした!ほっと一息
さて待望のスノーシュー・・・が、あれっこれって滑るんじゃなくて歩くんですね。
子供が雪に慣れるのにはちょうどいいのかなって・・・
いざ森のなかに繰り出すと暖かい光が気持ちいです。森というのはうまく出来ていて冬は光を集めて暖かさを、夏は葉が生い茂り木陰を提供してくれる場所。というのも前回ここへ来たのは2年前の9月末。まだまだ森は鬱蒼としていました。

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森を抜けると南アルプスの山並みが一望できるところへ・・・
ふと遠くから黄色い物体・・・いやっバナナが近寄ってくる?
雪上バナナという新手のスポーツみたいです。これは体験しなくてはと早速騎乗も振り落とされないように踏ん張るので精一杯だったので写真は一枚もなし。ちなみに子供はバナナとバナナの間に入れてあげて簡単には振り落とされないようにしましたとさ。

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さて、スノーシューはというと、やっぱり歩くだけですね・・・でも子供はそれなりに楽しんでいて敢えてズボズボとハマる場所へ自ら突入していくたくましさ。行きは下りだったので帰りは当然上りとなります。一周4kmのコースですっかり疲れました。

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翌日は八ヶ岳自然ふれあいセンターのアニマルトラッキングに参加しました。これは雪の中に残された動物の形跡から何がそこで起こったかということを推測するもの。例えば、冬の間シカは餌がないので降りてきて木の皮を食べるそうで、あちこちの木の皮が見事に剥がされているのをみたり、ある箇所の雪の上には鳥の羽が散乱していて、そこは鳥の餌が豊富にある場所であったり、狐と野うさぎの足あとが同じ箇所に見られたら狐が野うさぎを狙っていたのではないかなどなど・・・動物の生きる姿が見えないけれど見えてきます。
ふと気が付くと雪の中に鹿の通り道を見つけることが出来ました。やはり動物も人間と同じで通りやすい道を選ぶので、幾重にも足あとが連なっていました。(獣道とも言うしね・・・)

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(子供の横にある足あとがその獣道)

昨日もこの辺りを通っていたけれど知らないから全く気に留めていなかったのが、知ったことで視点が一気に変わった感じ。こういうのって日常にも当てはめられることで面白いですよね。

余談ですが、冬の森に立った時の感じって、ノルウェーにいる感じに近いのでしょうかね・・・ちょっと気になりました。