帰郷つくば2021晩秋(前編)

2021-12-04移働する診断士

 現在は都内に住んでいますが、ここへ来る前の約9年ほどはつくばで生活をしていたこともあり、しょっちゅうつくばへ足を運んできましたが、このところのコロナのおかげですっかり足が遠のいてしまっていました。ようやくコロナが落ち着いたということで、久しぶりにつくばへ帰郷。帰郷なのでつくばの観光地へ行くというのではなく、生活していた頃の場所をいつも巡っています。

 そもそも、診断士になったきっかけは「まちづくり」に興味を持ち、実際に活動していたのがつくばでした。(厳密にいうとまだ活動中なんですが、そちらもコロナで止まってしまています)
 つくばでは集落をサーベイしたり、市民プロジェクトに参加したり、都市計画マスタープランの策定に関わったりしながら、つくばのあちこちを訪問していました。そんな中で、とある商店街の活性化事業に1年にわたって関わり、そこで出会ったコンサルタントの方が中小企業診断士というのが、そのきっかけになります。といってもその当時は自分がそうなろうとまでは思っていなかったのですが・・・・

 そんなつくばの私的な名所を今回はご紹介します。

洞峰公園の池と林

モルゲンと洞峰公園

 つくばに研究学園ができる前からの自然が比較的残っているのが学園南部にある洞峰公園です。この公園の南側は気象研、北東側はJAXA、東側は産総研という研究所に挟まれた場所にある落ち着いた公園です。公園の真ん中には洞峰池があり、この池を囲むように木立が並んでいます。また、この公園の東側の産総研との境には森の中の散歩道があり森林浴もできて楽しいです。(最初に済んだのがこの道を南下した梅園という場所だったので、つくばセンターへ向かうときはよくこの森の道を自転車で疾走したのも良い思い出です。)

産総研と気象研の間の道、この緩いカーブが楽しい

 公園の北側を通る公園通り沿いは昔から個性的な店舗がまばらに(このまばらというのがつくばらしい)散らばっていて、散歩しながら巡るのも楽しいです。この道沿いに古くからあるパン屋がモルゲンです。このパン屋を知ったのは当時かかりつけだった内科の先生にお薦めされたから。その時、確か「外国のパンを味わえるお店はそんなにないけれどつくばだったらモルゲンが一番だよ」と語っていたと思う(もう20年以上前の話なので怪しいけど)それで知ってからよく通っていました。最近もつくばへ行くたびに立ち寄るのですが以前よりもさらに人気が出ているみたい。当時と同じ人がレジで働いていたのにはびっくりしまいた。ちなみに、つくばはパンとコーヒーのまちとして宣伝しているそうなので、それなりに競合店も次々と増えつつあると思います。そんな中でもさらに人気が出ているのだからさすがですね。ちなみに、モルゲンの隣にはシーゲルという洋菓子屋さんもありこちらもいいお店です。(店主が従兄弟同士と聞いたような)どちらもドイツ語系ですね。我が家が目当てにしているのはドイツ風のパンでした。この日も焼きあがる昼前に到着して予約したのですがその数時間後に取りに行ったら店内のパンがほぼ売り切れていました。(昔はそこまでではなかったと思う)

洞峰公園は秋真っ盛り

 ちなみに、パン屋で働いていたことがあるのでわかるのですが、パンは製造に時間がかかるため売切れたからといって急に生産量を増やすのはなかなか難しいです。(売り切り前提で生産計画を立てているともいます)なので、遅い時間に行って出てくるパンは冷凍生地(整形が少なくて済むので時間がかからない)のものや、ラスクなどのような二次加工で手軽に製造できるものになりますね。

つくばセンター

懐かしのつくばセンター(2002年ごろ 旧交通センター)

住んでいた当時はつくばで一番栄えていたのがつくばセンターです。と過去形で書いているのは2005年のつくばエクスプレスの開業によってだいぶ大きく変化したからです。(ちなみに、開業した日に利用して通勤したのもいい思い出ですね。この開業によって通勤時間が大幅に短縮されてびっくりしました)一番に挙げられるのは沿線宅地開発です。路線沿いは今まで栄えていなかった土地を利用しているのでほとんどが森や林や農地でした。(中には自動車研究所敷地なんてのも)要するに何もなかったところが宅地開発されていったので、それに伴う大規模ショッピングモールなども次々に開店していきました。また、つくば市役所もこの沿線に移転されたのです。ちなみに、つくば市は日本で二番目のひらがな名の市(一番はいわき市)で万博の頃に6つの町村(谷田部、桜、大穂、豊里、筑波)が合併し2000年ごろに茎崎もそれに加わり成立した市だったので、市役所の庁舎も各旧町村のものを使い続けていました。これが効率化されたものでした。というわけで、沿線側が栄えてきたために、つくばセンターへの人の流れだだいぶ少なくなったのです。僕が住んでいた頃はつくばといえばセンターの西武デパートとイオンでした。つくばエクスプレスが開通して駅直結のショッピングモール(キュート)も出来ましたが、今思えばその頃がピークで行くたびに人の流れが少なくなっているのを感じていました。気がつけば西武もイオンも撤退してしまいました。このセンターを久しぶりに訪れてみました。

2021年のセンタービル(磯崎新)

こちらは、つくばセンタービル。20世紀最後の日はこのビルのこの広場で迎えたのを思い出します。昔からイベントとかが開催されて賑わっていますが、この日もフリーマーケットが開催されていて久しぶりに賑わうセンターを見た気がします。このセンターからH2ロケットと筑波山が望めるのは特徴的な景観だと思います。このセンターの南側には三井ビルがありこのビルがつくば市では一番高いところだったはず。コロナ前は展望フロアへ簡単に登れましたが今も登れるかは未確認ですね。また、もう少し経つとこの辺りは夜にライトアップされるのでそちらも綺麗です。センターの北側にある中央公園はつくばらしく日本人ノーベル賞受賞者のモニュメントや宇宙に関わるオブジェなどがあります。今回は時間がなくそこまではめぐれず・・・・

こちらも懐かしい西武時代のクレオとMOG

 後編へ続く