アクアビット

ノルウェー

LINIE
日本には、日本酒・焼酎と言った国独自のお酒がありますが、ノルウェーの地酒にあたるのが、アクアビット(Akevitt)。意味は「命の水」とか。
これはジャガイモを主原料とした蒸留酒で主に北ドイツから北欧にかかえて作られているそうです。

そもそもジャガイモが北欧に伝わったのは1700年代の中頃なので、歴史としては250年ばかり。
味はイモ焼酎の土っぽさをのぞいたしっとりした甘さ。アルコール度数は40度近くあるので結構強めで魚料理に合いそうな淡白さです。

この、アクアビット特にノルウェーのものは独自な点があります。それは
アクアビット
写真のように色が黄色いこと。
通常はホワイトスピリッツと言われる透明なお酒(焼酎もそうですね)ですが、ノルウェーではそれを樽に入れて熟成させたものもあり、これが黄色い色になります。LINIEという醸造所のものがこれにあたります。

アクアビットの色合い
アクアビットは日本ではあまり手に入らないみたいですので北欧へ行った折にはお土産に買ってみてはいかがでしょうか?ノルウェーの空港で手に入ります。(市内だと税金がかかるので・・・)

ノルウェーの街中で一般的に飲まれているのは「ビール」ノルウェー語では「ウル(発音がこもったウとオの間の音で難しい)」といいます。ビールははドイツほどではないものの地方毎にご当地ものがあり行った先々で地のものを楽しむのもいいですね。また、最近ではとあるノルウェーの醸造所が日本酒に挑戦し、ヨーロッパの日本酒品評会で賞をとったとか。

こちらも今度試してみたいとおもいます。