景観広告とは
景観広告と言う言葉を組んでみました。意味としては価値のある景観を「知ること、広めること、活かすこと」を目的とし、広告と言う手段を利用した景観に対する表現としています。
価値のある景観と言うのが何であるかは人によって代わるものなので難しいとは思います。どういったものが価値があるのか?人は感動すると「美しい」と言う言葉が口から出ることがあります。例えばある景観を見て「美しい」と叫んだ時なぜそれが「美しい」のかと問われたとしても、説明するのは中々出来ないという話を聞きました。なるほど、美しいと感じる行為は人の感覚として感じているわけで、その実体は人の心の中にあるから、「それが何なんだろう」と考えても上手く説明できない。
西村幸夫氏がよく言う「景観じゃ食っていけない」というのも、景観保全といってもその景観に対する価値は千差万別であり、答えを容易に出せないのと、景観保全の担い手が住民から役所へ渡ってしまい、役所としては行動するうえでは必ず理由付けが必要となるから、理由のないものに対しては行動することが無いというところから来ているのではないでしょうか。結局景観保全と言うと「多数決の理論」「影響力の理論」になってしまう。
ではどうしたらよいのかと思い考えていくと、価値観は人によりけりにしても多くの人にある景観を知ってもらうことが次へ繋がる第一歩になるのでは無いかと考えました。そこで組んでみた言葉が「景観広告」だったわけです。
ではどうしたらよいのかと思い考えていくと、価値観は人によりけりにしても多くの人にある景観を知ってもらうことが次へ繋がる第一歩になるのでは無いかと考えました。そこで組んでみた言葉が「景観広告」だったわけです。
景観・・・「自然と人間界のこととが入り混じっている現実のさま」広辞苑第四版より