灯台下暗し:近くて遠い千葉にも歴史がありまして。
千葉は東京の隣で横浜ほど目立たなく何となく埼玉と同様に3番手(規模という意味で)のベットタウンのイメージがありますが調べてみると色々ありました。 千葉市内なのでそれほど田舎ではないと思っていたのだが、高速を降りてから実家までの道の脇に、堤燈やら蝋燭やらが備えてあり、すんでいた頃は気にしていなかったがそれなりに昔の習慣が残っていることを実感した。実家からお墓までの道は東金街道(国道126号)という道 ...
中国の発展するスピードは日本の高度成長期以上
北京オリンピックを開催した中国ですが、その発展するスピードを強く感じます。というのも2000年以降ですが数年おきに中国の特に地方都市を訪れ、そこに暮らしている人々の生活レベルが確実にあがっている。2002年から2003年、2005年と毎回都会と田舎をセットで訪れていますが、回を重ねるごとに感じるのが日本との文明的な差の縮まりでした。 2002年に訪れたのは西安、延安(共産党の生まれた地)、河南省西 ...
景観広告とは
景観広告と言う言葉を組んでみました。意味としては価値のある景観を「知ること、広めること、活かすこと」を目的とし、広告と言う手段を利用した景観に対する表現としています。 価値のある景観と言うのが何であるかは人によって代わるものなので難しいとは思います。どういったものが価値があるのか?人は感動すると「美しい」と言う言葉が口から出ることがあります。例えばある景観を見て「美しい」と叫んだ時なぜそれが「美し ...
高速道路を走りながら文化の香りを感じる
今日は所用で横浜へ。横浜といっても東名高速の横浜町田ICまでだったので、私の住んでいる茨城とは全く反対になるわけです。5・10日(末尾に5や0が付く日は特に道が込んでいる)だったので、両国から竹橋にかけてが渋滞だったので、両国-箱崎から銀座-浜崎橋-谷町-東名のルートを使いました。いつも使う竹橋方面は皇居の堀を望みながら走るのですが、銀座周りは銀座のとおりの下を掘り下げた部分を走るので街の景観は望 ...
鞆の浦検定がはじまりました。【鞆の浦の景観問題から】
久々の投稿です。鞆の浦検定の受験票いただきました。鞆の浦とは、広島県の瀬戸内海沿いにある小さな情緒あふれる漁港。ここの地が今話題になっているのは広島県がこの港を横断する道路を造ろうとしていること。 これにより、鞆の浦の歴史的景観がどうなってしまうのか?行政、住民そして鞆に魅せられた外部の人々を巻き込んだこの問題を私が初めて知ったのは2000年ごろ造景と言う雑誌からでした。その当時は数年後にひょっと ...
建築空間に於ける境界
今月の建築塾は「建築空間に於ける境界」と言うテーマで保坂陽一郎の講義がありました。「境界」・・・土地・(二つのものの間)の境<新明解国語辞典> ・・・さかい、区域<広辞苑>ただし、境界とははっきりここからがAでここがBとしているものでもないらしい。境界に潜むあいまい性を指すこともあるらしい。建築空間と銘打ってはいますが、建築と言うものが建物だけでなく、敷地「土地」もありはたまた、人と人の心 ...