モルドバで2009年4月に発生した問題について
このひと月ほど旧ソ連から独立した東欧の小国モルドバで起こった混乱(というよりは革命になりかけたもの)を追っています。
経緯としては、4月5日の総選挙の結果、与党が勝ったのですがこの選挙自体に不正があるのではという事で、若者がデモを起こし議会を占拠したのが4月8日〜9日。
その後ロシア軍の後ろ盾を得ている現大統領(ボローニン)がロシア軍の動員もちらつかせ占拠を鎮圧。(無防備な市民へ向かっ武力鎮圧)
大統領は革命の裏にはルーマニアがいると一方的に発言。(親ロなので、EUへの対抗の意もあるのか)現地ではロシアとルーマニアの戦争との声も
→在モルドバルーマニア大使を国外退去処分
4月12日 選挙結果の再集計を行う事が決定。
デモは沈静化へ(再集計結果を見て不正があればデモとも)
4月14日 ルーマニアのバセスク大統領がこれに対して反対声明と共にモルドバ難民の受け入れを表明。
4月21日 再集計の結果、与党の勝利はかわらず。(得票数のみの発表であり不正の有無には全く触れず)
4月24日 新議会発足
野党3党はEUへ不正の調査を依頼
EUは調査団を派遣し5月7日の議会にて審議予定。しかしながら審議会は5月5日までに大統領を選出する予定
と今まさに、審議と大統領の選出がされていようとしている所です。
情報ソースは:http://blog.livedoor.jp/roman1/archives/cat_50004261.html
順次この事についてまとめて行こうと思います。