古民家再生実験:昔ながらの左官体験と壁について
つくば北条の家にて左官体験。東側面の土壁塗りと、南面の竹小舞づくりに参加。
昔ながらの手法で土壁を塗って来ました。
竹小舞は真竹を使って、先を三角形に竹割鉈で削り、鴨居と敷居に等間隔にある溝へ差し込む。
みんなで土塗り中。上部の三角形の部分は特に難しく、小さな鏝を使用。右に見えるきれいな部分が親方の塗った土壁。プロとの差は明白ですなぁ。土は藁やら紐切れやらを混ぜて寝かせた土。独特なにおいがする。ちなみに、土に混ぜるものは地域性が現れるらしく、漁村地域では魚網を入れたりもするらしい。
親方の鏝は種類が沢山。このみち50年の親方。土壁は30年ぶりとの事。貴重な体験をありがとうございました。今後中塗り(モルタル?)を経て最終的には漆喰を塗るそうです。