計画を作るということ(その5)
計画を作るということの第5回です。 前回は、二つの考え方について簡単に説明しましたが、そのうちのフォーキャスト(forcast)についてもう少しつっこんでみましょう。 未来を予測すると言うと大袈裟に聞こえますが、基本的には、これからの事業を取り巻く環境がどう変わっているかを自分なりに予測して、どう事業が動くかに落とし込むことになります。 多くの方が最近では補助金(持続化とか、事業再構築とか)申 ...
BPS診断への期待
先日、私が所属する東京都診断士協会城南支部の会員向けに新年の集いという会がありました。この席上で、これまで僕らの診断士としての仕事は問題が既にある企業の支援がメインだったが、これからは真の課題を炙り出して企業を支援していく時代に入ったという話がありました。このために、東京都診断士協会では、BPS診断というプログラムがはじまります。まだサイト上にはチラシが掲載されているだけですが、裏では特任チームが ...
計画を作るということ(その4)
10年に一度の寒波がやってきた(2023年1月26日時点)という事ですが、いかがお過ごしでしょうか? 前回、会社の目標の一つとしてSDG'sなども導くしてんだとあげましたが、地球環境は人々の経済活動で大きく変化しているのは事実だと思います。私のネットワークの一つにエネルギー関連のグループがあるのですが、そこの主宰の方のエネルギー関連の本を年明けから読んでいて、日々のコンサルティングではどうしてもミ ...
計画を作るということ(その3)
今日(2023/1/23)は10年に一度の大寒波がおとづれたとかいうことで、ものすごく寒く感じますね。気候に関しては毎年、数年に一度の〇〇というのがくるので、すっかり慣れてしまった感もありますが・・・・ さて、事業計画を作るということについての話の第3回です。前回は金融機関から融資を受ける際についての例として公庫の創業融資計画書をもとに何を書いたらいいかの説明をしました。何かをやるためには資金が必 ...
計画を作るということ(その2)
前回からの続き 計画を作りましょうという話ですが、目的によってその計画の形は異なりますし、フェーズによっても異なります。 一番多いのは、融資を受けるためではないでしょうか? 融資を受けるということは目的がありますよね。この場合は、融資を受ける目的を明確にして、その達成のためにどれくらいのお金が必要なのか?その結果どのように経営状況が変化し、きちんと返せるのかを説明する計画書になります。 融資を受け ...
計画を作るということ(その1)
以前から「計画を作りましょう」とこのサイトで書き続けてきましたが、口で言うのは簡単。作るのは難しいのが計画というものではないでしょうか?私も、創業融資の計画作成をよくお手伝いしますが、みなさん見本はあるものの、自分の頭の中にあることを落とし込むことに結構時間がかかります。(それが、金融機関向けになるとなおさらですね) 創業を例に例えると、多くの人が利用しているのが日本政策金融公庫の創業計画書ですね ...