中小企業白書2023の概要案が出ています。その3

前回からの続きですが、続いてのテーマは、「地域の持続的発展を支える事業者(地域課題解決等)」となっています。 こちらは、小規模事業者白書でまとめられていくものですね。なぜ小規模事業者がターゲットになっているのかというと、ここで指す地域と言うのが、人口密度の低い地域で、そういったところの担い手となっているのが、小規模事業者だからです。地域に根ざした事業者という見方ですね。これらの企業はヒトモノカネといった有形資産は少ないものの、小回りが効いて地域との連携も取れていることと、何よりもその地域のことをよく知っているうえ、地域にとって有益なことを可能にできます。そのために、地域の持続的発展のためには小規模事業者が担い手となって地域課題解決を進めていくことが重要としています。 地域課題の一番最初に上がるのが、人口減少です。なぜ人口が減ってしまうのかといえば、その地域で生活するのが不便になるからです。 ...

中小企業白書2023の概要案が出ています。その2
前回からの続きですが、今回から各テーマについて、斜め読みしつつ思ったところ・・・・ 最初のテーマは、「成長に向けた価値創出の実現/新たな担い手の創出」です。 ここで私が注目したいと思ったのは「価値創出」というキーワードです。 これ、内閣府が打ち出した価値創造社会への移行を全面に打ち出しているように感じています。この、価値創造社会の文脈の中で私が取り組んでいる経営デザインシートが生み出されていました ...

ChatGPTで変わる世界(その2)
ChatGPTの報道が前回の投稿後も続いているのをみて、ほんとに今波が来ているのを感じます。5年ぐらい前のML(マシンラーニング)ブームのときには、Googleが猫の画像を判断したことを騒いている程度で一般の人にとっては、まだまだ遠い存在でしたが、この一年ぐらいでAIに絵を書かせたり、音楽を作らせたりと活用が広まってきました。そしてChatGPTの登場です。 ChatGPTは現在無料で使えるのがV ...

メタバースから振り返るマイイノベーション
久しぶりに新しい感覚を得た。題名の通り、メタバースを試してみた。最初に「メタバース」という言葉を認識したのは2018年だったと思う。雑誌「Wired」の誌面再発行の号の誌面で盛んに記載されていたので、どういう世界観なのかのなんとなくイメージはあったが、実際に試す段階まで行かなかった。 その間に、DeepLearning(Chaier)試してみたり、ブロックチェーンを理解しようとしたり、エストニ ...

ネオンサインノスタルジー
父が亡くなってから、だいたい二週間に一度は、千葉の実家へ行くようになった。日々の仕事場は固定していないから毎日方々へ出向いているので、普通の人よりは出歩いている方だけどたいてい都心なので、実家の周りの田舎郊外へ来ると小旅行へ来た気分になれる。 東京の西から首都高を抜けて東側へ行くので、毎度渋滞が激しく、時速30キロぐらいでまいど首都高をのんびり観光。子供の頃は東から西へ(母の実家が北区だったの ...

君は「ぼっち」を知っているか(落花生と原風景)
僕の生まれは千葉なので今も実家が千葉にありまして、とある理由からここ1年は日帰り帰省する機会がとても増えています。で、時間の空きを見つけては実家の周辺をランニングしているわけですが、僕の中でのランニングも仕事の一つだったります。というのも、脳内で一人会議をしているのでその時その時のミッションを次々と考えては、そのアウトプットをランニング後にしています。(というわけでこのブログ記事も今こうして書い ...

コワーキングらしいコワーキング
この夏は、久しぶりにコワーキングをして来ましたね。というのも、期間限定でPAXcoworking がOpenされていたからです。ちなみにabcとは Art Business Coworkingの3つの頭文字を取って名付けられたそうです。 僕は、「移働」というテーマで様々な場所から働くスタイルを追いかけ始めているところですが、ちょうどこの1年、コロナでテレワーク(僕的にはリモートワーク)がメディアで ...