物価上昇時に考えること
日々、支援していく中で、一番多く耳にするのが「資金繰りが厳しいんです」と言う言葉です。 特に、最近は原油物価高の影響や賃金引き上げの影響もあり、多くの企業の収益を圧迫している状況になっています。そのため、コロナが落ち着き消費活動はだいぶ元に戻りつつあるのですが、コロナ以前と同じように事業運営していても、なかなか収益確保ができず厳しい状況のようです。 この世間の物価高に合わせて、価格転嫁をしたい事業 ...
R6年の最低賃金とそのメカニズムについて
この時期になると、来年の最低賃金の話題が出て来ます。経営者の方はご存知かと思いますが、最低賃金というのは、各都道府県ごとに定めた時給の最低額のことです。 適用は毎年4月で、このタイミングから労働者(従業員、パート、アルバイト)の1時間あたりの賃金額を最低賃金以上にしなければならないため、経営者にとっては最低賃金額がいくらになるかはとても気になることです。 この最低賃金のインパクトですが、仮に時給あ ...
国際オープンセミナーが開催されました
昨日は、東京都中小企業診断士協会主催の夏恒例のオープンセミナーが開催されました。リアル開催されるのが2019年以来で、なんと4年ぶりになります。それだけ、コロナの期間が長かったということですね。 毎年特定のテーマで開催されるセミナーで、前回リアル開催した2019年の時は中国リスクをテーマに貴重なお話を聞けましたが、あれから4年で、世界情勢はだいぶ変わったと感じています。今では、中国リスクは高まりつ ...
創業時には事業計画を
この数年、経営相談窓口を担当していて、「創業」される方が年々増えているように感じています。 特に、リタイア後の創業よりは20代、30代の方の創業が増えています。 創業というと、一大事業のように以前は捉えられていましたが、これは日本の終身雇用前提の文化が強かったからだと思います。特にバブル期まではサラリーマンであれば右肩上がりに取得は増えていたわけで、それを捨ててまで創業する必要がなかったとも言えま ...
ホストファミリー体験
今年の夏休みは、どこか遠方へ行くと言うのではなく、遠方から人が来来ました。ちょっとした海外からの若い来客のホストファミリーを引き受けることになったのです。 始まる前は、我が家で大丈夫だろうかと緊張しながらでしたが、なんとか受け入れることができています。 海外からと言うと、言葉も文化も異なるのでそこが大変で楽しみでもあると思いますが、今回はノルウェーからの方なので、初めての受け入れとして、その点はち ...
診断士1次試験で思うこと
暑い夏になると、たまに思い出すのが診断士の一次試験です。もう最後に受けてからだいぶ経ちすっかりその存在を忘れていましたが、昨日、銀行の担当の方が受けたという話を聞いて久しぶりに思い出しました。 診断士の資格を取るまでは、診断士試験を受けるために日々を過ごしていた気がします。と言うのも、私はこの試験を受かるのに結構時間がかかった方だからですね。 一次試験の翌日には、解答が発表になるのですぐに答え合わ ...